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[矢野経]1~3月の住宅リフォーム市場は7.6%減

 矢野経済研究所によると、2018年第1四半期(1~3月)の住宅リフォーム市場規模は1兆1,946億円(速報値)、前年同期比で7.6%減となった。

 

 消費税増税前の駆け込み需要により大幅増となった2014年第1四半期以降は、1.2兆円台で推移していたことを考慮すると、やや勢いを欠くスタートとなった。

 

 同研究所の分析では、2018年の市場トレンドは、前年以上に特段の変動要因が見当たらないため、このまま低調に推移する可能性が高い。一方で、18年秋頃から、19年10月に予定されている消費税の再増税を見越した大型リフォームなどの需要が顕在化することが考えられ、株価や景気動向などの外部環境に大きな変化がなければ、、下半期にかけて回復基調が見込まれるとしている。

 

 2017年度(2017年4月~2018年3月)の住宅リフォーム市場規模は、6兆1,375億円(速報値)、前年同期比で1.7%減と推計している。