家電量販店大手のエディオンは８月26日、LIXILグループとの資本業務提携を行うと発表した。
業務提携では、エディオンはLIXILグループが有する豊富な商品ラインアップを活かした新たなパックリフォーム（小規模リフォーム）や“ぷちDEリフォ”（器具・設備の入れ替え）の提案と商品開発を共同で行う。また、LIXILグループが全国に有する工事ネットワークの活用も、今後検討していく。
LIXILグループは、エディオンが展開するリフォームコーナーにおいて、自社商品の新たな展開を図ることが可能となる。
エディオンは、次の成長分野をリフォーム事業（エコ・リビングソーラー事業の一部として）と定め、2008年にリフォーム事業へ参入。09年からは太陽光発電システムの販売及び取り付け工事の取扱いも開始し、13年３月期のエコ・リビングソーラー事業の売上高は344 億円（うちリフォーム事業は125 億円）となっている。16年３月期には、同事業の売上高1,022 億円（うちリフォーム事業は582億円）の計画を立てている。
エディオンの2013年３月期の売上高は6851億円で、業界ではヤマダ電機、ヨドバシカメラに次いで３位。2014年３月期は7350億円を見込む。