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アマゾン、中小企業出品者の流通総額は18年に9000億円超える

アマゾンUI
日本では15万社以上の中小企業がアマゾンに出品している

 アマゾンジャパン(東京都目黒区)は6月20日、同社のEC(インターネット通販)サイトに出品する日本の中小企業の流通総額(サイト上での販売総額)が、2018年に9000億円を超えたと発表した。

 アマゾンジャパンのECサイトでは、15万社以上の中小企業が商品を販売している。

 アマゾンジャパンに出品する場合、月間登録料4900円(税別)の大口出品プランと1品成約するごとに100円を支払う小口出品プランがあり、いずれも別途販売手数料がかかる。販売手数料は商品カテゴリーによって異なり、書籍や家具・文具などは15%、食品や日用品などは10%、大型家電やカメラ・パソコンなどは8%となっている。そのほか、書籍、ビデオなどは80〜140円のカテゴリー成約料を支払う必要がある。

 出品プランには、アマゾンが提供する配送・決済などのサービス利用料が含まれるが、アマゾンにとっては大きな収入源となっている。

 世界中のアマゾン全体では、中小事業の流通総額は18年に1600億ドル(約17兆円)を超え、アマゾンで販売される商品の半数以上を占める。