[13日 ロイター] – 米アップルは、自社の複数のデジタルサービスを低料金でまとめて提供するバンドルサービスの提供を準備している。ブルームバーグ・ニュースが13日、関係者らの話として報じた。
このサービスは「アップル・ワン」と呼ばれ、次のiPhone発売に併せ、早ければ10月にも発表される予定という。
バンドル型にすることで、顧客はより多くのサービスへの加入を促され、収益の拡大が期待できる。
アップルからのコメントは得られていない。
同社が先月発表した第3・四半期(4─6月)決算では、iCloud(アイクラウド)やアップル・ミュージックなどを含むサービス部門の売上高が14.8%増の131億6000万ドルだった。
報道によると、iPhoneやiPad、アップルTVのアプリを通じたバーチャルフィットネスサービスも計画しており、ハイエンド向けのバンドルとして提供される見通し。
バーチャルフィットネスサービスはペロトン・インタラクティブやナイキなどと競合するという。