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米マイクロソフト、利用者の音声収集に外部業者が関与と文書に明記

米マイクロソフト
8月14日、米マイクロソフトは、プライバシーポリシーを変更し、利用者の音声データ収集に従業員や外部業者が関与していることを明記したと明らかにした。写真はロゴ、昨年3月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

[14日 ロイター] – 米マイクロソフトは14日、プライバシーポリシーを変更し、利用者の音声データ収集に従業員や外部業者が関与していることを明記したと明らかにした。

同社の広報担当者は電子メールで、通話ソフト「スカイプ」や音声アシスタント「コルタナ」で音声認識を用いたサービスを提供するため、音声データを集めていると説明。これらサービスを改善するために外部業者を活用することもあるという。

「最近提起されている問題を踏まえ、人間がこのようなコンテンツの内容を確認することもあると明記する必要性を感じた」とした。

音声データを巡っては、ブルームバーグが13日、米フェイスブックが利用者の音声データの文字起こしを外部業者に委託していたと報じていた。

米インターネット大手はプライバシー管理に問題があるとして議会の議員や規制当局から批判を受けている。