ハローデイは5月23日、福岡県福岡市東区に「ハローパーク千早店」(以下、千早店)をオープンした。自社開発の商業施設の核店舗として1階に出店し、売場面積は約1013㎡の大型店舗である。
店舗周辺はマンションや団地が建ち並び、半径1㎞圏内には約2万3000世帯/約4万5000人が居住。若いファミリー層が多く住まうエリアである。
競合店としては南東約300mにイオン九州(福岡県/柴田祐司社長)の「マックスバリュエクスプレス千早店」、同400mに西鉄ストア(同/秋澤壮一社長)の「にしてつストアレガネット千早」、南西約400mには西友(東京都/大久保恒夫社長)の「サニーガーデンズ千早店」などがあり、九州地盤の有力チェーンが集結する激戦地となっている。こうしたなか千早店は商業施設内という好立地で、ハローデイらしい「買物や商品との出合いを楽しめる空間」を提供することで集客を図るねらいだ。
圧巻! 精肉売場の「BBQコーナー」
売場トップは青果で、彩り豊かな野菜や果物を平台にぎっしりと並べ旬や鮮度感を演出。取材時は「千早店だけのおすすめ大特価」として、桃や梨、トマトなど一部商品で価格も強く訴求していた。また、最前部の平台エンドには冷ケースを配置し、「フルーツ杏仁」(298円:以下すべて本体価格)、「フルーツタルト」(398円)、「フルーツと楽しむ飲む牛乳プリン」(358円)など、売場に並ぶ果物を使った店内加工のデザートを販売している。
壁面に掲げられた大きなマグロのオブジェが目を引く鮮魚売場は、主通路上の平台で
・・・この記事は有料会員向けです。続きをご覧の方はこちらのリンクからログインの上閲覧ください。