イータリー・アジア・パシフィック(東京都千代田区)は8月25日、イタリア発のグローサラント(食品スーパーとレストランの融合業態)「イータリー」の日本における旗艦店を東京・銀座の複合商業施設「GINZA SIX」にオープンする。
イータリーは2008年に日本市場に参入、今年7月1日に「テラスモール湘南」(神奈川県藤沢市)内でオープンした「イータリー湘南店」を含めて東京・神奈川に4店舗を展開しており、GINZA SIXの6階で開業する「イータリー銀座店」が5店舗目となる。
イータリー銀座店の店舗面積は、店内が約1090平方メートル、テラスが約125平方メートル。店内は3つのレストラン、伝統的なイタリア風カフェ、そしてイタリアの食材を集めた「マーケット」で構成される。座席数は店内とテラスを合わせて276席となっている。
レストランは、カウンターで前菜やチーズ、ワインなどを提供する「ラ・ピアツェッタ」、パスタとピザが中心の「ラ・パスタ・エ・ラ・ピッツァ」、本格的なグリル料理の「ラ・グリーリア」の3つ。入り口付近のカフェ「グラン・カフェ・ヴェルニャーノ1882」では、エスプレッソやカプチーノのほか、ジェラートや焼き菓子などのデザートを提供する。
マーケットでは、パスタやオリーブオイル、ソース類、サラミ、チーズなど約1500種類のイタリア食材を販売する。イタリア全20州の360種類を超えるワインも取り揃える。また、レストランの料理を自宅で簡単に再現できるミールキット商品も販売する。