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フジ、大型SC「エミフル」の大規模改装を今夏完了、3〜4月に38店舗開業

フジの大型SC「エミフル」別棟アスレチック施設「ドンデミ」の完成イメージ図
別棟としてアスレチック施設「ドンデミ」がオープンし、5段階に分けたリニューアルが完了する。※イメージ図(画像はプレスリリースより)

 フジは、2020年夏から実施してきた大型ショッピングセンター(SC)「エミフルMASAKI」(愛媛県松前町)の大規模改装を21年夏に完了する。3月から4月にかけて38店舗を開業、夏には別棟のアスレチック施設がオープンする。

 同SCは5段階に分けて、リニューアルを実施している。第3期オープンとなる3月13日に19店舗(うち新規出店10店舗)、第4期オープンとなる4月10日には19店舗(同15店舗)が開業する。

 第3期オープンでは、キッズゾーンを拡大。四国初出店となる子ども靴専門店「ゲンキ・キッズ」のほか、ハローキティなどの商品を扱うサンリオのキャラクターショップ「サンリオギフトゲート」、駄菓子屋の「だがし家ちゃりんこ」などが出店する。

 核店舗の総合スーパー「フジグラン」も第3期オープンに合わせて改装を実施。1階「食品館」では地産地消にこだわり、地元・愛媛産の精肉や地酒などの品揃えを拡充。手づくり総菜などの総菜専門店2店舗も新たにオープンする。

 第4期オープンでは、食をテーマにしたフードゾーン「スマイルマルシェ(Smile Marche)」を新設する。「高級食パン専門店嵜本 ベーカリカフェ」が四国に初出店。和風カフェ「ナナズ グリーンティー(nana’s green tea)」、チーズケーキ専門店「ねこねこチーズケーキ」などが出る。

 夏にオープンする別棟には、アスレチック施設「ドンデミ(TONDEMI)」が入居する。トランポリンやクライミング、ロープウォークなどを体験できる。

 2008年4月に開業したエミフルMASAKIの店舗面積は、約7万1000平方メートル。敷地面積は約20万6000平方メートルで、約5200台の駐車場を備える。