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「ユーストア」の屋号を11年ぶり復活、ユニーが名古屋の既存店改装で

「ユーストア」の屋号を採用した外観のイメージ
品揃えは食品に特化し、徹底したディスカウント価格で販売する(画像は外観イメージ)

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス傘下のユニーが、「ユーストア」の屋号を11年ぶりに復活させる。食品スーパーとドラッグストアの融合店舗として2018年10月に開業した「ピアゴ ラ フーズドラッグ萱場店」を改装、12月4日に「食の殿堂 ユーストア萱場店」としてリニューアルオープンした。

 ユーストアはユニーの食品スーパー子会社だったが、2008年にユニーが吸収合併。店舗の屋号としては09年まで使われていたが、その後「ピアゴ」などに変更された。

 改装後のユーストア萱場店は、食品以外を取り扱わず、生鮮食品と総菜、加工食品に特化し、徹底した競合店調査に基づいたディスカウント価格で商品を販売する。改装に伴って、食品の売り場面積を約1.6倍に拡大、アイテム数は従来の約2倍の3万に増やした。

 店舗運営にはドン・キホーテ流の個店経営を取り入れ、パート・アルバイトなどの店舗スタッフがスポット商品の仕入れや値付けを行い、販促用のPOPも作成する。

 同店はナゴヤドームの近隣にあり、人口密度の高い都市型立地の店舗。2階建て店舗の1階が直営売り場となっている。直営部分の売り場面積は1236平方メートルで、午前9時から午後9時まで営業する。