ノルウェー水産物審議会とJALUXは、9月24日から、旬のノルウェー産新物サバを「サバヌーヴォー」として、高鮮度の状態で北欧からJAL直行便にて空輸する。冷凍されていない「生」のノルウェー産サバの輸入は、日本初の取り組み。
ノルウェーではサステナビリティの観点から、サバの脂肪分が霜降り状に乗り栄養価が高くなる9月下旬から11月上旬に期間を限定して、漁を行っている。通常は、旬の時期に水揚げした高品質なサバを冷凍し、1年を通して船便などで日本に輸送している。今回、漁獲直後から0℃前後の状態を保ち、保冷梱包から輸送、通関に至るまで、ノルウェー現地と日本の各社が連携することによって、鮮度の高さを保った生のままの輸送が実現した。この時期しか味わえないサバヌーヴォーは、脂の乗りはもちろんのこと、肉厚でふわっとした今までにない食感だ。JAL国内線ファーストクラスの機内食で提供するほか、首都圏のスーパーマーケットなどで販売する。