東急株式会社は3月23日、東急百貨店が運営する日吉東急アベニュー(神奈川県横浜市)の食料品フロアを「日吉 東急フードショー」として、4月22日にリニューアルすると発表した。本リニューアルでは、東急百貨店および東急ストアの両社が共同で商品販売戦略(以下、MD)およびマーケティングを行うグロッサリー売場2号店の展開を開始し、生鮮食品ゾーンをあわせ「THE MARKET PLUS(ザ マーケット プラス)」として装いを新たにする。
グロッサリー売場は、東急百貨店がもつ専門性・希少性の高い商品と、東急ストアがもつ幅広い品揃えを地域の顧客ニーズに沿って柔軟に組み合わせたもので、2018年11月の青葉台東急スクエア(神奈川県横浜市)内食料品フロアに次ぐ2店舗目となる。青葉台店では全年代で顧客の来店が増加するなど好調であり、日吉東急フードショーでは、本グロッサリー売場をフロアの中核と位置づける。若年層及び増加する単身世帯のニーズに応える「個食・簡便・即食」の商品や値ごろ感のある商品を展開するなど、より快適に買い回りできる売場環境づくりを行い、楽しく充実した食料品フロアを提案する。
日吉は東急グループのリテール事業が事業機会創出に取り組んでいる重点エリアで、今回のリニューアルによりさらなる沿線価値・生活価値向上を目指すとしている。