有機野菜や加工食品、ミールキットなどの食品宅配事業を営むオイシックス・ラ・大地(東京都/髙島宏平社長)。同社の主要ブランドの1つ「オイシックス(Oisix)」では、子供のいる共働き世帯をメーンターゲットとして、消費者のニーズに臨機応変に対応した独自性の高い商品を開発してきた。コロナ禍でも飲食店支援やさまざまな事業者との協業など、新たな取り組みを加速させている。
立案からリリースまで約3日で企画を実現
「オイシックス」では、有機野菜や加工食品、冷凍総菜などのほか、2013年7月以降は食材とレシピをセットにしたミールキット「キットオイシックス(Kit Oisix)」を展開している。取扱品目数は合わせて約4500品目にのぼる。
コロナ禍での食品ECの需要増により「オイシックス」の業績は好調だ。20年3月には受注件数の急増に伴って物流のキャパシティが逼迫し、3月末から約1カ月にわたって新規会員の登録を停止したが、21年3月期第2四半期の同ブランドの売上高は対前年同期比
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