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J-オイルミルズ、「ブレンド油」が加熱調理に使えることを積極的にプロモーション!新たな客層の掘り起こしをねらう

サラダ油イメージ
zeljkosantrac/i-stock

日常的にえごま油やアマニ油を使ってもらうために、J-オイルミルズでは加熱調理にも使えるブレンド油を提案。ベーシックオイルからの買い替えを促進することで、店頭の単価アップにつなげていく。

開封後も酸化しにくい鮮度キープボトルを採用

 人体になくてはならない必須脂肪酸のひとつであるオメガ3(n-3系脂肪酸)。体内でつくることができないため、食物から摂取する必要があり、このオメガ3が多く含まれているのが、えごま油とアマニ油だ。TVの情報番組などで取り上げられたことがきっかけに認知が高まり、ここ数年伸長が続いている。

 健康意識の高いシニア層を中心に広がっているが、価格が高めで、加熱調理に向いていないため、購入率はまだまだ低いのが現状だ。

 そこでJ-オイルミルズでは、加熱に強いコーン油とブレンドした「AJINOMOTOえごまブレンド油」と「AJINOMOTOアマニブレンド油」をラインアップ。ドレッシングなどの生使用から、炒め物など、どんな料理にも使えるのが特徴だ。同商品は、日本で初めてえごま油を食用化した太田油脂と共同で開発。日本人の嗜好に合わせ、食べやすくクセのない味わいに仕上げた。さらに注ぐ量が調整しやすく、開封後も酸化しにくい鮮度キープボトルを採用することで、利便性を高めた。また、「アマニブレンド油」は、従来の600gから、主に炒めもの調理中心に1~2カ月で使い切れる内容量(410g)に変更した。

 ブレンド油にすることで使いやすさが高まり、価格的な壁も低くなることから、えごま油・アマニ油を使ったことのない人にも広げていくのがねらい。普段使いの油にもこだわる健康意識の高い人に訴求していく。ベーシックオイルからえごま油・アマニ油のブレンド油に切り替えを促進することで、小売店にとって粗利益の改善につながるため、順調に店頭導入が進んでいる。

「オメガ3」シリーズとして共通のロゴで訴求

 一方、ドリンクやヨーグルトといった生食での利用が多い「AJINOMOTOえごま油」1 0 0 g・2 0 0 g 鮮度キープボトルと「AJINOMOTOアマニ油」100g鮮度キープボトルも好調に推移。食べやすく、クセのない味わいが支持されている。同社では今年8月にブレンド油も含めてシリーズ全商品に「オメガ3」の共通のロゴマークを表示。パッケージの目立つ位置につけたことで、店頭での視認性が高まった。

 同社では「オメガ3」シリーズとして定番売場でのコーナー化を提案。「オメガ3」の認知が上がってきていることから、POPなどでわかりやすく訴求することで、購買につながることは間違いなさそうだ。

 11月からはブレンド油の加熱調理での活用に絞ったプロモーションに力を入れていく。特設ページでは、加熱調理で使えることをわかりやすく伝える動画を配信。また、ターゲットに向けて新聞広告を投下。QRコードを掲載し、特設ページに誘導する。さらに加熱調理を中心にしたメニューリーフレットも用意。新聞、WEB、店頭を連動させてトライアルを獲得し、えごま油・アマニ油の間口拡大を図る。

特設サイトへ(J-オイルミルズ特設ページへ遷移します)