メニュー

カスミのPB「MiiL KASUMI」に注目! 現役主婦があえて選んだ5つの食品とは

「良い日常は、良い食生活から」をテーマに、オリジナリティやこだわり、地域とのつながりを大切にして開発するカスミ(茨城県/塚田英明社長)のプライベートブランド(PB)「MiiL KASUMI」。今回は、日頃から節約に関心の高い現役主婦の筆者が、「MiiL KASUMI」の中でもとくに“買って良かった”と感じた商品を解説します。カスミKASUMI 外観ロゴ

満足度高めな「MiiL KASUMI」のピザ

 まず紹介したいのは、「MiiL KASUMI」のピザです。今回訪問した店舗では、「ミートミックスピザ」が税抜398円で販売されていました。価格としても手頃なうえ、生地がモチモチとしていて、期待以上の品質を感じました。

 他社のPBでもピザの取り扱いは意外と多いですが、低価格であっても生地がパサパサしていたり、具の存在が感じられなかったりすることが多く、個人的な好みでは“買って良かった”とまで思う商品にはなかなか出会えない印象です。

 今回購入した「MiiL KASUMI」の「ミートミックスピザ」は、価格面でも味の面でもがっかりすることがなく、好印象でした。もちろん、焼きたての本格的なピザと比べると物足りなく感じる部分もありますが、手頃な価格でピザを楽しみたい時には充分満足できる仕上がりです。

カラフルな野菜が嬉しい「MiiL KASUMI」のサラダ

 次に紹介したいのは、「MiiL KASUMI」の「コブサラダ」(同280円)です。サラダのパックは他社でもよく見かけますが、その中でも「MiiL KASUMI」のサラダは、価格に対し、野菜の種類が豊富でカラフルな印象があります。

 複数の野菜を盛り合わせる手間をカットしてくれるサラダは、とくに忙しい日には大変ありがたい商品ですが、野菜の種類が豊富なほど高価なことも多いもの。「MiiL KASUMI」の「コブサラダ」のような価格帯なら毎日の食卓にも取り入れやすいのではないでしょうか。

 ただ、「MiiL KASUMI」のサラダはほかのラインアップもホームページに掲載されているのですが、実店舗では見つけられなかった商品も多かった点は残念でした。

“茨城感”が楽しい「下館工房」のウインナー

 さらに紹介したいのは、「下館工房」の「ウインナー」です。今回購入したのは、「チョリソー」と「ハーブウインナー」です。いずれも同498円の商品を半額の同249円で購入することができました。

 筆者にとって、カスミといえば地元・茨城県ならではの商品を取り扱っているイメージがあります。「下館工房」の「ウインナー」も同様のイメージが重なり、面白みを感じます。大人のおつまみにもぴったりな本格的なウインナーはやや高級なイメージがありますが、今回の購入時は値引きもあり、手頃な価格で楽しめた点も嬉しいところです。

 地元感のあるPBは売場でも目を引きます。「MiiL KASUMI」では、さらにカスミの地元である「茨城」を感じることができる商品が見てみたいと思うのは筆者だけではないでしょう。

また買いたい「キンパ風 混ぜご飯の素」

 さらに、今回購入した商品のなかで一番使い勝手が良いと感じたのは「キンパ風 混ぜご飯の素」(同348円)です。

 ひき肉の代替として混ざっている大豆ミートの食感や風味も気になりませんし、甘辛いタレの味わいにも満足です。白いご飯に混ぜるだけでおいしいキンパ風混ぜご飯が出来上がるこちらの商品は、わが家では海苔巻きをつくるときの1つの具材として活躍してくれそうです。

「MiiLオリジナルブレンドコーヒー」などコラボ商品にも期待

 「MiiL KASUMI」では、時々、他店とのコラボ商品を見かけます。今回は、コーヒーチェーン店の「上島珈琲」とコラボした「MiiL オリジナルブレンドコーヒー」を同798円で購入しました。

 有名コーヒーチェーン店のブランド力に安心感があるため、やや高価格と感じる価格帯でも、品質への期待感が購入の動機になりました。実際に、封を切った瞬間から、芳醇な香りを楽しむことができ、いつものインスタントコーヒーとは一味違うリラックスタイムを楽しむことができました。

 「MiiL KASUMI」シリーズでは、「不二家」とコラボした「ダブルシュー」など、ほかにも他店とのコラボ商品が販売されています。他店のブランド力を生かした商品開発は、品質の高さにも期待できるため、今後も楽しみですね。

これからのブランド育成にも期待

 今回訪問したカスミでは、「MiiL KASUMI」だけでなく、イオン(千葉県/吉田昭夫社長)グループが展開する「トップバリュ」やユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都/藤田元宏社長)グループが展開する「eatime」などのPBも購入することができました。さまざまなPB商品の中からお気に入りを選んで購入できるのもカスミの魅力のひとつでしょう。

 個人的には、カスミならではのPBである「MiiL KASUMI」の商品がもっと店舗の前面に出てくることに期待しています。とくにカスミの地元、茨城県を感じられる商品や、ほかのブランドとのコラボ商品など、他店で見ないようなオリジナリティにあふれる商品が今後も開発されていくことが楽しみです。

 よくある定番商品ばかりのPBも便利なものですが、その店舗独自の商品と出会えることが、その店舗で買い物をする動機にもつながっていくのではないでしょうか。