1000社ランキング内に入ったホームセンター(HC)企業は、前年度より3社多い45社。そのうち約9割が増収となった。新型コロナウイルス感染拡大下での家ナカ需要やDIY(日曜大工)人気の高まりなどにより、業界全体が好調に推移している。
売上高首位は2019年度にトップに浮上したカインズ(埼玉県)だ。21年2月期売上高は対前年度比10.1%増の4854億円と2ケタ伸長を遂げた。SPA(製造小売)化や積極的なデジタル投資など、業界に先駆けて革新的な施策を推進し成長を続けている。
2位のDCMホールディングス(東京都:以下DCMHD)は、9位の持分法適用会社ケーヨー(千葉県)を合わせたグループ全体売上高は約5846億円(単純合算)で業界最大となる。同社は21年3月、傘下のHC事業5社を統合して新たにDCM(東京都)を設立し、HC事業の最適化、効率化を進める。
HC業界では
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