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2022年 食品全体概況
2022年は年間を通して平均価格が前年プラスで推移。9月中旬頃から前年プラス幅が更に大きくなっており、値上げの状況がうかがえる。▲KSP-POS食品SM (全国、週次 2022年1月3日週~12月19日週)
▲KSP-POS食品SM (全国、週次 2022年1月3日週~12月19日週計)
2022年 金額前期比アップ カテゴリーランキング ※
▲KSP-POS食品SM (全国、週次 2022年1月3日週~12月19日週計)
乳酸菌飲料
乳酸菌飲料は常に前年比大幅プラスで推移。2022年7月頃からシェア1位のヤクルト本社の増加率がアップ。これに伴い、カテゴリー全体の前年比も130%台まで増加。直近では日清ヨークの前年比の増加が目立っている。▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2022年1月〜11月)
1〜6位はヤクルト本社の商品が占めている。ほとんどの商品で前年比プラス。特にヤクルトY1000は前年比284%と大幅伸長。日清ヨークは2022年以降出現の新商品が多くランクインしている。2022年11月 乳酸菌飲料アイテムランキング
▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2022年11月)
サラダ油・天ぷら油
サラダ油・天ぷら油は平均価格の前年プラスが大きい。ほとんどの月で前年より20%以上平均価格が上がっている。平均価格増の影響で金額も前年プラスで推移をしている。▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2022年1月~11月)
サラダ油・天ぷら油カテゴリーを油の種類別のサブカテゴリーに分けて比較すると、平均価格の上昇が目立つのは、キャノーラとヘルシー(商品名称にヘルシー、健康などを含む商品)とサラダ油。キャノーラは売上が大きく減少しているが、ヘルシーとサラダ油は数量・金額共に大幅に増加している。▲KSP-POS食品SM(全国、月次 2022年1月〜11月計)