富士通フロンテックと富士通は両社で中出力型に対応した「中出力ハンディリーダライタ」を7月23日より販売開始する。
同製品は中出力UHF帯RFID機器の総務省令改正に対応し、これまでの高出力型、低出力型、双方の課題をクリアし、様々な場所で、多少距離が離れても一括読み取りを可能としたハンディリーダライタ。
これにより、ハンディリーダライタを利用する物流業などの利用シーンが広がり、様々な場所において、ハンディリーダライタが利用でき、一括検品などが行え、業務の効率化を実現する。
従来、950MHz帯に対応したハンディリーダライタは、高出力型、低出力型の2種類の無線通信の使用が認可されていたが、高出力型ハンディリーダライタ では通信距離を長くできるが、登録した構内のみでしか使えない、また、低出力型ハンディリーダライタは、場所の登録が不要で、様々な場所で使えるが、読み 取り距離が10cm前後までの読み取りしか出来ない、などの課題があった。
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