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繁盛店で長年愛されてきた「氷彩」 サッポロビールが遂に市販化へ至った背景

飲料・酒類部門 チューハイカテゴリー
サッポロサワー 氷彩1984

サッポロビールでは繁盛店で長年親しまれてきた「氷彩」ブランドからRTD「サッポロサワー 氷彩1984」、RTS「サッポロサワー 氷彩1984素」を発売。食事にも合わせやすいプレーンで満足感のある味わいの同品を通じ、家飲み需要を盛り上げていく。

※RTD(Ready To Drinkの略、フタを開けてそのまま飲めるアルコール飲料)
※RTS(Ready to Serve の略、氷やソーダなどで割るだけで楽しめるお酒)

透明感のあるまろやかな
味わいのプレーンサワー

サッポロサワー 氷彩1984
まろやかな口あたりかつ満足感の高い味わいが特長の「サッポロサワー 氷彩1984」。同社初のRTDとRTSの同時展開となる

 サッポロビールが料飲店向けに展開してきたサワーブランド「氷彩」。同ブランドは、1984年に発売された「サッポロホワイトブランデー 氷彩」をルーツとし、翌年には「氷彩サワー〈レモン樽〉」をエリア限定で発売(2021年に全国へエリアを拡大)、2000年には「氷彩サワー〈プレーン〉樽」を全国発売し、以降現在に至るまで料飲店の樽詰サワーとして販売されてきた。「氷彩」はまろやかな口あたりでどんな食事にも合わせやすく、取り扱われている料飲店および消費者に強く支持されるロングセラーブランドとなっている。

 昨今の物価上昇に伴う節約意識の高まりにより、RTDカテゴリーについてもリーズナブルな価格帯へのニーズが高まっている。同社の調査によると、消費者はRTDを購入する際、味覚面では「飲み飽きない」「飲みやすい」、ベネフィット面では「品質がよい」ことを重視する傾向にあるという。さらに、飲用シーンについては「食事をしながら」が群を抜いて高く、食中酒としての合わせやすさも重要なポイントとなっている。

 RTDのトレンドを見ると、レモンサワーや甘さのない無糖系RTDが食事に合わせやすい無難な商品として選ばれる傾向にある。ならば、こうした商品を選択しているユーザーも、より愛着の持てる自分の定番RTDブランドを探求しているのではないだろうか。同社はそう捉えた。

 こうした状況を鑑み、同社では長年繁盛店で愛されてきた「氷彩」を、RTD「サッポロサワー 氷彩1984」として25年2月18日から発売を開始した。

「サワーにも、名酒があった。」

多彩な販促ツール
新発売時は、“名酒” をアイキャッチにブランド認知・興味喚起につなげる多彩な販促ツールを用意

 「サッポロサワー 氷彩1984」はホワイトブランデー仕立て※の、まろやかな口あたりと満足感の高い味わいが特長のRTDだ。シンプルな味のプレーンサワーなので、どんな食事でも合わせやすくすっきりした風味が楽しめる。

高い満足感と納得感を提供

 「氷彩」は以前より市販化を望む声も見られ、発売前の味覚調査でも「思ったよりも飲みやすい」「ほのかな甘み」「口あたりがいい」などの項目が試飲後にプレーンサワーに対するイメージとして高まっており、「アルコール感が強い」「味がしない」というイメージを持たれることもあるプレーンサワーに対するネガティブなイメージを払拭し、好意的に受け止められている。

 また、RTD発売のタイミングに合わせてRTS「サッポロサワー 氷彩1984 素」も発売。「濃いめのレモンサワー」をはじめ、同社ではこれまでも同ブランドでRTDとRTSを展開する例はあったが、同時発売は「氷彩」が初となる。

 「氷彩」というブランド名はホワイトブランデーとして発売した1984年当時、ロックや水割り・ソーダ割りといったシンプルな飲み方を表す「氷派」と、フルーツやジュースを加えたカクテルベースの飲み方の「彩り派」を組み合わせた造語として、楽しみ方の幅広さを表現しており、RTSでも「氷彩」ならではの味わいを生かした多彩なアレンジを提案していく。

 同社では、長年繁盛店で愛される確かなおいしさを持つ「氷彩」ブランドを、食中酒の新たな定番商品として提案し、カテゴリー活性化に貢献していきたいとしている。

※ホワイトブランデー一部使用。ブランデー香料を使用しホワイトブランデーの味わいを表現している

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