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「濃いめ」ブランドが進化!サッポロビール、新たな業務用サイズ1.8Lペットがヒット

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サッポロビールでは「濃いめ」ブランドの新フレーバー「濃いめのグレフルサワーの素」から業務用サイズの1.8Lペットを発売。既存の「濃いめのレモンサワーの素」とともに「濃いめ」ブランドを展開し、RTSの売場を盛り上げていく。

「濃いめ」ブランド第2弾「濃いめのグレフルサワーの素」

 RTS(Ready to Serve:氷やソーダなどで割るだけで楽しめる酒)は、数あるスピリッツ・リキュール類のなかでも、好調に推移するカテゴリーのひとつだ。とくにコロナ禍においては自宅で過ごす時間が増えたことで家飲み需要が拡大。コロナ禍が落ち着いた2023年に入ってもコロナ前の19年比較で市場規模は約2倍となっており、なかでも自分好みの濃さで手軽に楽しめるサワーの素は好調に推移している。

 サッポロビールでは19年10月、シチリア産の手摘みレモン果汁を使用し、炭酸水で割るだけで居酒屋風のレモンサワーが手軽に楽しめる「濃いめのレモンサワーの素」を発売。

 21年3月には、より手軽に楽しめるRTD(Ready to Drink:栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料)タイプの「濃いめのレモンサワー」を発売したことで間口も広がり、ブランド認知が向上した。同年4月にはコロナ禍で定着した家飲みのヘビーユーザーに向け「濃いめのレモンサワーの素ペット1.8L」を発売している。

 「濃いめ」ブランドのメーンターゲットは30代から40代の仲のよいパートナーであり、夕食時に気軽に「おうち居酒屋」気分を楽しんでもらうことをイメージしている。

 サッポロビールでは伸長するRTS市場のさらなる拡大をめざし、「濃いめ」ブランドの第2弾として新フレーバーの「濃いめのグレフルサワーの素」を22年10月4日に発売。そして、23年3月14日に業務用サイズの「濃いめのグレフルサワーの素ペット1.8L」を発売した。

「濃いめのグレフルサワーの素」はジューシーな甘酸っぱさとほのかな苦味が特長で業務用サイズの1.8Lも好調に推移。「濃いめのレモンサワーの素」とともにRTS売場を盛り上げる

グレフルフレーバー追加でブランド全体も底上げ

 「濃いめのグレフルサワーの素」は居酒屋で飲むグレープフルーツサワーのような甘酸っぱさとほのかな苦味が特長のRTSだ。炭酸水で割るだけで果実感あふれるグレープフルーツサワーが手軽に楽しめる。

 購買者属性やRTDとの併売を見てみると、「濃いめのレモンサワーの素」とは異なる傾向が見て取れ、新たに「濃いめのグレフルサワーの素」を品揃えすることで、レモンフレーバーだけではとらえきれなかった潜在需要の喚起につながると考えられる。

 さらに、直近までの「濃いめのグレフルサワーの素」の販売状況を見ると、1.8Lペットが発売された3月以降、同品の500ml瓶とカニバリを起こすことなく、1.8Lペット分が純増【図表】。また「濃いめのグレフルサワーの素ペット1.8L」は今年1~6月発売の新商品のなかで最も金額PIが高く、レモンに続く人気フレーバーとして今後も伸長が期待される。

期間:23年2-9月
出典:インテージ SRI+4業態計(SM・CVS・酒量販店・DRUG)
金額ベース

 サッポロビールでは「濃いめ」ブランドを通じ、手軽に居酒屋気分を楽しめるサワーの素を展開することでRTSカテゴリーの拡大に貢献していきたいとしている。

 

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