全店舗に「はたLuck®」を導入したオオゼキ
店舗スタッフのモチベーション向上にも寄与
コロナを機に小売業を取り巻く市場環境の変化が加速している。食品スーパーなどは同業態間の競合に加えて、コンビニエンスストアやドラッグストア、ディスカウントストアなどの他業種、そしてネットスーパーやECといった異なるチャネルとの競争も厳しくなっている。今まさにテクノロジーを活用して、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することが求められている。
多様化する消費者ニーズへの対応力が求められる中、リアル店舗を展開する食品スーパーに必要とされるのが、パート・アルバイトを含む店舗スタッフの戦力化だ。スタッフに適切な情報が効率的に共有され、業務のムリムダムラを省くことが出来る。店長やチーフは店舗スタッフのマネジメントに時間をあてることで、従業員満足度を高め、主体的な思考と行動を増やしていく。その成果として接客力や売場実現力の向上にもつながる(=戦力化)
スタッフとの双方向コミュニケーションツールとして注目されているのが、HataLuck and Person(旧ナレッジ・マーチャントワークス)が提供する「はたLuck®」だ。サービス業の生産性向上クラウドとして、「デジタルを活用して生産性向上と従業員の働きがい向上の同時実現」を標榜する。「はたLuck®」の最大の特長は、店舗内での全従業員への情報伝達や従業員間のコミュニケーション促進、シフト作成の効率化、従業員向けの教育機能やエンゲージメント改善などをひとつのアプリで完結できることだ。
いま「はたLuck ®」を導入する店舗サービス業が増えている。首都圏に食品スーパーを展開するオオゼキは「オオゼキで働く喜びを少しでも感じられる企業づくり」を推進するため、2019年4月より東京都内4店舗に「はたLuck ®」を導入し、パートを含む全従業員が活用を始めた。従来の情報伝達のシステムでは本部と店長間のみデジタル化していたが、「はたLuck ®」はスタッフを含む全従業員をカバーするので業務効率と労働生産性が最大化し、スタッフの戦力化が進んでいるという。
オオゼキ営業サポート室の内田信也室長は「他社のチャットアプリを利用する店舗は以前にもありました。しかし『はたLuck®』は違いが明確でした。それは、コミュニケーション機能だけでなく、スタッフのモチベーション向上や連携強化を仕組み化していること」と導入効果を語っている。注目したいのは、モチベーションの向上を図る機能の「星を贈る」だ。スタッフに「感謝を伝える=星を贈る」、それを見た他のスタッフからは「共感を示す=拍手を贈れる」という機能で、これによりスタッフのやる気を高めるとともに、スタッフ間の距離が縮まり、他部門であっても、挨拶や業務上の連携が圧倒的に増えたという。
※レポートをダウンロードされた方には、当インタビュー(フルバージョン:約11分)の動画URLをお送りいたします
もともと個店主義で有名なオオゼキだが、2022年3月より全店舗のチェッカー部門に『はたLuck®』に導入を決定し、店舗スタッフの戦力化を加速させている。今回ご紹介するオオゼキの導入事例レポートをご覧いただき、御社の「店舗起点のDX」の参考にしてほしい。
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