[北京 2日 ロイター] – 中国の国家市場監督管理総局は、今年は様々な問題に対処するため、規制を強化すると表明した。
具体的には、インターネット分野の不公正競争、食料安全保障、知的財産権の保護といった問題を挙げている。
同局は今年、6件の法案・行政法規案を提出すると表明。内容は製品の品質、市場価格に反する行為に対する処罰、特許法の施行規則に関連するものになるという。
また、部門規定61件の起草・修正を目指す。特にインターネット分野の不適切な競争を防ぐため、独占禁止や不公正競争の禁止に関する法の執行を改善する方針。
中国政府は、市場支配権の乱用、競争の阻害、個人データの悪用、消費者の権利の侵害といったリスクがあるとして、インターネット・プラットフォームの監視を強化している。