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クローガーも参入!アメリカでマーケットプレイス市場が活況の理由

クローガー
クローガーは2018年半ばに「クローガーシップ」と呼ぶプログラムを導入している。写真はi-stock

 クローガー(Kroger)がECにマーケットプレイスを導入した。クローガーは商品を仕入れず、サイトを通してサードパーティセラーが商品を販売する。

鈴木敏仁(R2Link代表)

 クローガーは2018年半ばに「クローガーシップ」と呼ぶプログラムを導入している。大型フルフィルメントセンターで加工食品を取り扱いユーザーに宅配するもので、店舗発の短時間宅配と区分けしている。このクローガーシップの品揃えを拡大することがマーケットプレイスの目的となる。当初は5万アイテムを用意し、徐々に増やしていくとしている。

 EC企業がマーケットプレイスに参入するわけ

 マーケットプレイスは非常に大きな市場である。ある調査によるとグローバル上位100社(全体の95%を占める)の流通総額は1兆9700億ドル、EC全体に占める比率は57%と推定されている。

クローガーが自社ECにおいてマーケットプレイスの導入を始めた

 少し整理してみよう。

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