[25日 ロイター] – 米高級百貨店ノードストロームが発表した第2・四半期(8月1日まで)決算は、予想よりも大幅な赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大で同四半期のほぼ半分の期間に店舗を閉鎖していたことが背景。売上高も53%減少した。
同社株は引け後の時間外取引で7%近く下落している。
ピート・ノードストローム社長兼チーフ・ブランド・オフィサーは「下期以降に販売トレンドが改善すると確信している」と述べた。
純損益は2億5500万ドル(1株当たり1.62ドル)の赤字。前年同期は1億4100万ドル(同0.90ドル)の黒字だった。リフィニティブのIBESデータによると、アナリストは1株当たり1.48ドルの赤字になると予想していた。
毎年恒例の「アニバーサリーセール」の開催を第2・四半期から第3・四半期に変更したことも業績に影響。オンライン販売の売上高は5%減少した。
純売上高は17億8000万ドル。前年同期は37億8000万ドルだった。
総売上高は52%減の18億6000万ドル。市場予想の23億8000万ドルを下回った。