セブンのスピードウェイ買収に見る米コンビニ市場の伸びしろ
米セブン-イレブン( 7 – E l e v e n )によるスピードウェイ(S p e e d w a y)買収が発表された。スピードウェイは石油精製会社マラソン・ペトロリアムが運営しているガソリンスタンド併設型のコンビニで、流通総額は242億ドル(6020店舗)、業界では3位に位置する。米セブンの流通総額は350億ドル(9419店舗)、2位クシュタール(AlimentationCouche-Tard)は280億ドル(6924店舗)で、1位と3位が統合することで単純計算で流通総額592億ドル、店舗数は1万5439店舗と、2位のクシュタールの2倍の規模の企業が誕生することになる。
買収総額が210億ドル(約2兆2200億円)と巨額なこともあり多くのメディアが報じているので買収スキームについては他に譲るが、あまり報じられていないのはマラソン社側の事情である。
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