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英M&S、950人削減を発表 英小売の人員削減相次ぐ

ロンドンのM&Sショップ
7月20日、英小売マークス・アンド・スペンサー(M&S)は、店舗管理見直し計画の一環として、950人を削減する計画を発表した。ロンドンのM&Stenpo de2日撮影(2020年 ロイター/Hannah McKay)

[ロンドン 20日 ロイター] – 英小売マークス・アンド・スペンサー(M&S)は20日、店舗管理見直し計画の一環として、950人を削減する計画を発表した。

英小売業界は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けたネット販売の増加で客足が減少し、今月に入って、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスと百貨店のジョン・ルイス[JLPLC.UL]が両社で5000人規模となる人員削減計画を発表している。

英国の小売各社は、高い賃貸料や法人税、利益率の低下、欧州連合(EU)離脱に向けた準備などが経営に影響を及ぼしていたが、それに新型コロナの感染拡大が追い打ちをかけた。

M&Sは国内に約7万8000人の従業員を抱えており、従業員の代表と既に協議を開始したとし、まず、サポートや本部、不動産、店舗管理などの部門で自主退職者を募る方針を示した。

同社株は一時1%下落し、0.2%安で終了した。年初からは約54%下げている。