![ロンドンのブーツ店舗](https://diamond-rm.imgix.net/wp-content/uploads/2020/07/2020-07-09T152037Z_1_LYNXMPEG681B4_RTROPTP_4_HEALTH-CORONAVIRUS-BRITAIN-BOOTS.jpg?auto=format%2Ccompress&ixlib=php-3.3.0&s=3c103b2fbe4d3e4a86ab2c95075d186f)
[ロンドン 9日 ロイター] – 英小売大手2社は9日、新型コロナウイルス流行による消費の落ち込みを踏まえ、計5000人超を削減する計画を発表した。
ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス 傘下のブーツは4000人を削減し、眼鏡店48店舗を閉鎖すると発表した。新型コロナ流行に伴う休業で、4月に来客数が85%減少したことを受けた措置。
百貨店ジョン・ルイスも約1300人を削減し、8店舗を閉鎖する。オンライン販売が今年と来年の売上高全体の70%を占め、コロナ危機前の40%から拡大することを見込む。
英国ではこれまでに老舗高級百貨店ハロッズや紳士服TMルーウィン、建設資材最大手トラビス・パーキンズなども削減計画を発表している。
英国内総生産(GDP)は3、4月に25%縮小。通年では300年ぶりの落ち込みとなる見通し。