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米メーシーズ、2─4月期は36億ドルの赤字 コロナの店舗休業響く

ニューヨーク市にあるメ―シーズの外観
7月1日、米百貨店大手メーシーズが発表した第1・四半期(5月2日まで)決算は、35億8000万ドルの大幅赤字に転落した。新型コロナウイルス流行に伴う店舗休業が響き、30億ドルの減損費用を計上した。写真は5月5日、ニューヨーク市で(2020年 ロイター/Lucas Jackson)

[1日 ロイター] – 米百貨店大手メーシーズが1日発表した第1・四半期(5月2日まで)決算は、35億8000万ドルの大幅赤字に転落した。新型コロナウイルス流行に伴う店舗休業が響き、30億ドルの減損費用を計上した。

売上高は30億2000万ドルと、前年同期からほぼ半減した。

純損失は1株当たり11.53ドル。前年同期は0.44ドルの黒字だった。一時的項目を除く損益は1株当たり2.03ドルの赤字で、リフィニティブのまとめたアナリスト予想と一致した。

既存店売上高は35%減。第2・四半期には約6─7%ポイント改善する見通しとした。

ジェネット最高経営責任者(CEO)は「店舗の営業は再開したが、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)による打撃は年内続くことが予想される」と述べた。業績を支える「外国人旅行者の支出は事実上消滅」し、「近い将来回復する」ことは見込んでいないと述べた。