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タイ、百貨店などの営業再開へ

タイの百貨店
5月15日、タイ政府は、新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化していることを受けて、今月17日から百貨店やショッピングモールなど商業施設の再開を許可する方針を示した。写真は14日、パトゥムターニーのショッピングセンターで、店舗の再開準備をする店員(2020年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[バンコク 15日 ロイター] – タイ政府は、新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化していることを受けて、今月17日から百貨店やショッピングモールなど商業施設の再開を許可する方針を示した。家電、家具、事務用品などを販売する店舗も業務再開を認められる。

政府の新型コロナウイルス感染症対策センターの報道官が明らかにした。

タイでは1日当たりの新規感染者が100人を超えた3月下旬以降、食料品店と薬局を除く大型店舗が閉鎖されている。

同報道官は、国内経済活動の再開にはさらなる規制の緩和が必要だが、政府は感染第2波のリスクを引き続き警戒していると表明。「全員が協力する必要がある」と述べた。

15日の新たな感染者は7人。すべて海外からの渡航者だった。死者数は累計56人。

17日からはネイルサロン、化粧品・衣料品販売店、ホテルの会議室、コンベンション・センター、図書館、美術館、博物館も業務再開を認められる。

夜間の外出禁止時間も、これまでの午後10時ー午前4時から午後11時ー午前4時に1時間短縮される。

タイ政府は今月3日に初めて一部の休業措置を緩和し、床屋などの営業再開を認めた。