[北京 9日 ロイター] – 米会員制倉庫型ストアのコストコは、上海に近い中国東部の蘇州市に新規店舗をオープンする。国営メディアが9日に伝えた。中国では3番目の店舗となる。
蘇州新区当局によると、蘇州のコストコ子会社が9日、蘇州新区に1億4250万元(2020万ドル)超で建設用地を取得した。新店舗の総面積は5万平方メートルの計画という。
世界最大の人口を抱える中国では、急拡大している中間層が高品質の製品を安価に購入しようとする動きが見られる。
こうした中、コストコは同国でのプレゼンス向上を目指しており、昨年8月には上海の閔行区に中国本土の第1号店をオープン。開店当日には来店した顧客が何時間も行列する事態となった。