[ニューヨーク 2日 ロイター] – 関係筋によると、米高級百貨店ニーマン・マーカス・グループは、今週、破産法の適用申請を視野に、経営再建時の資金調達について債権者と協議を開始した。また、金融機関ともここ数日間に同様の協議を行った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で店舗を一時閉鎖したことにより資金繰りが悪化し、40億ドル超の債務を抱える同社の経営を圧迫した。
ただ関係筋によると、協議を進める一方で、同社は数週間の事業継続余力があり、破産法申請を回避することも可能だという。債権者との間で事業再編に向けた協議を継続し、今月15日から期限を迎える債務返済が猶予される可能性もある。