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英小売売上高、2月は前年比横ばい 2013年以来の低水準

ロンドンのセールの様子
英国立統計局(ONS)が発表した2月の小売売上高は前年同月比横ばいとなり、2013年以来の低水準を記録した。写真は1月17日、ロンドンで撮影(2020年 ロイター/Toby Melville )

[ロンドン 26日 ロイター] – 英国立統計局(ONS)が発表した2月の小売売上高は前年同月比横ばいとなり、2013年以来の低水準を記録した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業が始まる前だったにもかかわらず、売り上げは大幅に落ち込んだ。

ロイター調査のエコノミスト予想では、1月(0.9%増)とほぼ同じ0.8%増と見込まれていた。

ONSの統計専門家、リアン・マーフィー氏は「小売売上高は直近3カ月で減少し続けている。2月は悪天候と洪水で客足が減り、大半の店舗形態で売り上げが低迷した」と分析。新型コロナが中国から出荷される製品の売り上げに影響したとの指摘は一部の小売業者にとどまったという。

新型コロナによる営業規制に伴い、小売業界の先行きは、駆け込み需要で足元で販売が伸びた食品部門を除いて厳しい。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、トーマス・プフ氏は4月は前月比30%の減少も覚悟しなければならないと述べた。

英産業連盟(CBI)が営業規制前に小売り各社に実施した調査でも、4月の売上高は2009年以降で最大の落ち込みが予想されている。