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米アマゾンの反トラスト調査、FTCがクラウド事業に拡大=報道

米アマゾンロゴ
ブルームバーグによると、米アマゾン・ドット・コムの小売り事業が反トラスト法に違反していないか調査しているFTCは、同社のクラウドコンピューティング事業にも調査の対象を拡大した。写真は米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムのロゴ。ニューヨークで2月撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[4日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムの小売り事業が反トラスト法(独占禁止法)に違反していないか調査している米連邦取引委員会(FTC)は、同社のクラウドコンピューティング事業にも調査の対象を拡大した。米ブルームバーグが4日、関係筋の話として報じた。

同社のクラウドコンピューティングサービス部門であるアマゾンウェブサービス(AWS)の慣行について、ソフトウエア会社に問い合わせを行っているという。

アマゾンや、フェイスブック、アルファベット傘下グーグル、アップルなどの情報技術(IT)大手は、米連邦政府や州司法長官、議会による一連の反トラスト法調査に直面している。

FTCはコメントを控えた。アマゾンは現時点で、ロイターのコメント要請に応じていない。

アマゾンはクラウド事業世界最大手で、マイクロソフトなどと競合している。