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米アップル、顧客データ保護のTV広告放映開始

3月14日、米アップルは、顧客データ保護に対する姿勢をアピールするテレビ広告の放映を始めた。写真は杭州市のアップルストア前で2016年3月に撮影。チャイナデイリー提供(2019年 ロイター)

 

[14日 ロイター] – 米アップルは14日、顧客データ保護に対する姿勢をアピールするテレビ広告の放映を始めた。アルファベット傘下のグーグルやフェイスブックなど顧客データを活用したターゲット広告で収益を上げている他のIT(情報技術)大手との違いを強調するのが狙い。

 

広告は人々がプライバシーを守るためにドアや窓のブラインド、カーテンなどを閉める映像で構成され、アメリカ大学バスケットボール競技の頂点を決める全米大学体育協会(NCAA)トーナメントの期間中に放映される。

 

この広告は今後、他の国でも放映される予定。アップルは中国でも放映するかどうかや、プライバシー保護キャンペーンの費用などは明らかにしていない。

 

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、アップルは顧客の個人データの収集に反対するとたびたび述べている。