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関東、小売業売上ランキング2023 有力SM揃って増収、イオン主導の関東SM1兆円構想動く

小売業ランキング1280

 関東地方を本拠とする大手食品スーパー(SM)では、ヤオコー(埼玉県)、ベルク(埼玉県)、ロピア(神奈川県)と業界中から動向が注目される有力チェーンが揃って増収増益となった。

 その中でもとくに成長著しいのが、圧倒的な安さとユニークな商品・売場づくりを武器とするロピアだ。2023年2月期の売上高は対前期比12.3%増の2695億円、当期純利益は同27.3%増の70億円と、前期に続いて2ケタの増収増益となった。

ロピアは圧倒的な安さとユニークな商品・売場づくりを武器とし、2023年2月期の売上高は対前期比12.3%増の2695億円に達した

 同社は近年、事業エリアの拡大に力を入れており、近畿エリアの店舗数を13店に増やし、中部エリアでも3店を展開(23年8月時点)。23年6月に九州1号店を福岡市で開業したのに続き、同年8月には東北への進出を果たしている。

 同じく神奈川を本拠とするオーケーの23年3月期業績は、

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