日本フランチャイズチェーン協会によると、2022年度(22年1~12月)のコンビニエンスストア(CVS)の市場規模は11兆1775億円で、対前年度比で3.7%増と21年度に続き市場が伸長。コロナ前の19年度(11兆1608億円)を超えるまでに回復を果たしている。
大手3社の23年2月期チェーン全店売上高を見ても、首位のセブン-イレブン・ジャパン(東京都:以下、セブン-イレブン)が対前期比4.0%増の5兆1487億円、2位のファミリーマート(東京都)が同4.1%増の2兆9575億円、3位のローソン(東京都)が同4.0%増の2兆2995億円と、いずれも伸長。セブン-イレブンとローソンは19年度の実績を上回っている。
一方、中小CVSの業績の傾向は二分している。北海道を地盤とするセコマの22年12月期売上高は同5.3%増の2005億円。強みとする製造小売業(SPA)モデルを生かし、日常的に必要とされる商品をリーズナブルに提供する価格戦略で支持を得ている。
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