セルフうどん店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングス(HD)は8月12日、2022年3月期の連結営業利益(国際会計基準)が51億円の黒字(前期は73億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想に比べて35億円の上振れとなる。
丸亀製麺で持ち帰り需要に対応するために販売を始めた「うどん弁当」などが好調で、同業態の既存店売上高は4月が前年同月比84.0%増、5月が47.9%増、6月が9.1%増と大きく伸びた。7月以降も持ち帰り需要が底堅く推移すると見込まれることから、業績予想を引き上げた。
通期の売上収益は前期比15.0%増の1550億円と従来予想を41億円上回る見通しだ。純利益予想は15億円の黒字(前年同期は54億円の赤字)と約13億円引き上げた。