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米ビザ、4─6月期利益は予想上回る 経済再開やワクチン普及で

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米クレジットカード大手ビザが27日発表した第3・四半期(6月30日まで)決算は、利益が市場予想を上回った。2016年6月撮影(2020年 ロイター/MAXIM ZMEYEV)

[27日 ロイター] – 米クレジットカード大手ビザが27日発表した第3・四半期(6月30日まで)決算は、利益が市場予想を上回った。新型コロナウイルスワクチンの接種が進み経済が再開されるに伴い、旅行や娯楽への支出が増加、決済額が膨らんだ。

決済総額(為替変動の影響除く)は34%増加。決済処理件数も39%増となった。

純利益は25億8000万ドルで、前年同期の23億7000万ドルから増加した。調整後ベースの1株当たり利益は1.49ドルとなり、リフィニティブがまとめた予想の1.35ドルを上回った。

クロスボーダー決済額(為替変動の影響除く)は47%増。純収入は27%増の61億3000万ドルだった。

アルフレッド・ケリー最高経営責任者(CEO)は「多くの主要国経済が回復に向かう中、再び力強い四半期を実現できた」と強調。「ワクチン接種率が上昇し、国境閉鎖を解除する国も増える中、国境を越えた旅行支出が上向いた」と述べた。