メニュー

売上は約3500億円に!イオン九州の成長戦略と経営指標を読む

インデックス2021大

 イオン九州(福岡県)の2021年2月期の営業収益(単体)は3481億円(対前期比56.5%増)、営業利益は31億円(同401.8%増)。20年9月、イオン(千葉県)グループの食品スーパー(SM)、総合スーパー(GMS)改革の一環として、マックスバリュ九州(福岡県)とイオンストア九州(同)を吸収合併したことから、営業収益、各利益ともに大きく伸長している。この経営統合により、イオン九州はGMS15店のほか、SM155店、ディスカウントストア(DS)25店の計195店を承継し、計314店を展開する九州最大の小売企業となった。

 GMSの期末店舗数は計66店で、企業全体に占めるGMS事業の売上高構成比は89.6%から60.8%に低下した。このこともあって統合後は売上高販管費率や在庫回転率などの経営指標に改善が見られる。今後は新生・イオン九州のもと3社の強みと経営資源を融合させてさらなる成長を図る。

 事業別の売上を見ると、

・・・この記事は有料会員向けです。
続きをご覧の方はこちらのリンクからログインの上閲覧ください。