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3月ホームセンター業績 客数落ちるも、客単価は改善

 3月のホームセンター各社の業績は、前年に新型コロナウイルスの感染拡大の需要拡大の反動で、減収となったところが増えた。

 特に、客足が大きく落ち込んだことが目に付く。一方、客単価が改善している。前年の3月は感染症拡大で客数が増えたものの、衛生用品など比較的単価の低い商材が売れたことがあるようだ。巣ごもり需要でDIY用品、ガーデニングなどの需要が続いている。21年3月は気温が高めに推移したこともあり、特にガーデニング需要が好調だったようだ。

 なお、3月期の通期業績速報値で、コメリの全店売上高売上高は11.2%増、ナフコは7.7%増だった。

 各社の3月の既存店売上高、客数、客単価の増減は以下の通り。

 社名 売上高 客数 客単価
コメリ 3.5 ▲ 3.7 7.6
DCM ホールディングス ▲ 0.1 ▲ 7.4 7.9
コーナン商事 0.7 ▲ 6.6 7.8
ジョイフル本田 ▲ 7.3 ▲ 16.4 11
ナフコ ▲ 5.8 ▲ 14.4 9.9
ケーヨー ▲ 2.6 ▲ 10.1 8.4
アークランドサカモト 4.1 ▲ 10.7 16.6
ハンズマン ▲ 1.8 ▲ 6.5 5
アレンザホールディングス 0.4 ▲ 7.1 8
ジュンテンドー(HC店舗) 3.9 ▲ 2.0 6
イオン九州(HC店舗) 2.9
綿半ホールディングス(小売事業) ▲ 1.8 ▲ 4.0 2.4