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週刊スーパーマーケットニュース アークス、オータニを完全子会社化

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。アークスとオータニは、昨年11月に締結された基本合意書に基づき、3月29日に株式譲渡契約を締結した。経営統合によりアークスは、従来の展開地域を越えて北海道から北関東地方へと続く東日本における流通企業グループを形成する。オータニは、「フードオアシスオータニ」と徹底的なローコスト運営により地域一番の低価格で販売する「フードマーケットオータニ」を、栃木県下で31店舗展開している(3月26日〜4月1日のニュースをまとめました)。

伊藤チェーン
さらに利用しやすくなった「お買い物バス」

 伊藤チェーンは、期間限定で運行していた「食品館イトー名取店」行きの「お買い物バス」を、4月からコース・時間を変更してさらに利用しやすくした。毎週月・水・金曜日に、3つの地区から店舗を結ぶバスを運行。2コースはそれぞれ2便、1コースは1便とし、買物時間を52分(3コース)と1時間22分(2コース)に設定し、帰宅便も用意した。

ヤマザワ
SDGsの取り組みを発表

 持続可能な社会の実現に向けてヤマザワは、以下の4つの目標を掲げ取り組んでいく。

  1. 食を通じて皆様の健康を支援
    ①「野菜・果物の加工品」の開発・製造 ②「減塩」の取り組み ③健康関連商品の拡充 ④山形県ベジアップキャンペーンとのタイアップ
  2. 食品ロスの削減
    ①生産段階での廃棄ロス削減 ②「過剰生産・規格外品使用加工品」の開発・販売 ③圃場の丸ごと買い取り ④廃棄物のリサイクル推進 ⑤フードドライブの実施 ⑥予約販売の強化 ⑦その他の食品ロスの取り組み(長期保存商品の取り扱いを拡充、野菜くずを近隣の動物園に寄贈)
  3. 働きがいと誇りを持てる職場の実現
    ①心身ともに健康で働きやすい職場環境の実現 ②性別・年齢に関係なく働きやすい職場環境の実現
  4. 住み続けられるまちづくりへの貢献
    ①「省エネ」の取り組み ②地元商品の活性化 ③地元食材を使用したオリジナル商品の開発 ④紙資源のリサイクル ⑤WEB会議およびWEB研修の推進 ⑥職場体験活動 ⑦災害発生時の支援 ⑧地域イベントへの参加と開催、地元プロスポーツチームへの協賛 ⑨ヤマザワ教育振興基金による地域貢献 ⑩献血活動の推進 ⑪食育活動・収穫体験の開催 ⑫移動スーパー「とくし丸」事業

ヤオコー
子ども支援財団を設立

 ヤオコーは3月25日、一般社団法人ヤオコー子ども支援財団を設立した。将来の日本を担う子どもたちの成長に寄与する恒久的な取り組みで、子ども食堂への寄付、フードパントリー(※)活動支援など、「食」を通して子どもたちを支援していく。
※フードパントリー・・・・・ひとり親や生活困窮者など、生活に困っている人々に食料を無料で配布するための地域の拠点

ライフコーポレーション
Amazon宅配のサービス対象エリアを拡大
「葛飾鎌倉店」改装オープン
4月の「バイヤーこだわりの一品」

 ライフコーポレーションは、Amazonを通じて実店舗で取り扱っている生鮮食品や惣菜を自宅などへ届けるサービスを、神戸市の6区、さいたま市の9区でも開始した。これにより、東京23区・4市、神奈川県2市、埼玉県1市、大阪21区・3市、兵庫県1市のAmazonプライム会員が、Amazon.co.jpのWEBサイトおよびAmazonショッピングアプリからライフの商品を注文できるようになった。

 また同社は、1996年に開店した「葛飾鎌倉店」を改装、3月27日に再オープンした。内装や商品ケースを刷新し、“おいしい”“ワクワク”を伝える売場に変更したほか、2階にドラッグコーナーを新設して利便性を高めた。

 総菜バイヤーが素材・製法にこだわり、“一品入魂”の思いを注いだ商品を毎月発信していくライフコーポレーションの取り組み「バイヤーこだわりの一品」。4月は、「瀬戸内産釜揚げしらす溢れる寿司丼」、「たっぷりタルタルソースのチキン南蛮」、「手作りのり弁当」、「手作りあじフライのり弁当」、「店内手作り完熟トマトのナポリタン」(いずれも税抜398円)の5品を販売する。

オークワ
使用電力を「再生可能エネルギー電力」に切り替え

 オークワは4月1日、本社、本社中島店、教育研修センターと「スーパーセンターオークワ和泉納花店」(大阪市和泉市)で、再生可能エネルギー電力を導入した。本社と本社中島店では、自家消費型太陽光発電所給電量に加え、関西電力が提供する「再エネECOプランプレミアム」を活用。事業活動に使用する電力の100%を再生可能エネルギー電力で調達する。また、「スーパーセンターオークワ和泉納花店」では、同じ方法で50%を調達する。「スーパーセンターオークワ関店」(岐阜県関市)は、自家消費型太陽光発電所給電量と中部電力ミライズが提供する「CO2フリーメニュー」を活用し、50%を再生可能エネルギー電力で調達していく。

マミーマート
地元飲食店のテイクアウト商品を店舗で販売

 マミーマートは4月1日から5月31日までの2ヶ月間、精肉・総菜などの生鮮加工品製造工場がある埼玉県川越市場の人気レストラン「Market Terrace」のテイクアウト商品6品を、「生鮮市場TOP川越店」で販売する。コロナ禍で影響を受けている地元飲食店の支援が目的。

アルビス
富山県内でシェア拡大のカギ握る出店

 北陸1,000億円体制の確立に向けた出店政策を進めるアルビスは、富山県内のシェア拡大を図るため、小矢部市石動駅南地区の出店を計画している。着工は今年8月で、オープンは来年4月の予定。

マックスバリュ東海
「桑名新西方店」にネットスーパー開設

 3月27日マックスバリュ東海は、「桑名新西方店」(三重県桑名市)でネットスーパーの配送サービスを開始した。配送エリアは、桑名市・四日市市・川越町・朝日町。店舗の商品を最短3時間で届けるほか、サービスカウンターで受け取ることもできる。1日5便の配送で、配送料金は一律220円(税込)。会員登録は無料。

ダイエー
コロナウイルス・ワクチン接種で店舗施設を提供

 ダイエーは北野田店内(大阪府堺市)の社内研修施設を、堺市が実施する新型コロナウイルス集団接種会場として提供する。集団接種を開始するにあたり、3月28日にワクチンの集団接種訓練を行った。実施内容は、受付から状態観察完了までの動線の確認、各従事者の業務内容の確認、緊急時搬送の対応など。30名が参加した。

コープみらい
小学校299校に「交通安全ランドセルカバー」を寄贈

 コープみらいは、事業エリアの千葉県、埼玉県、東京都にある小学校299校に、「交通安全ランドセルカバー」計2万4,530枚を寄贈した。小学校新1年生向けに2011年から実施しているもので、希望する小学校や自治体には「横断旗」も寄贈する。