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ヤマトHD、21年3月期営業利益予想は前年比43.2%増 EC好調で

ヤマトHD
EC事業が好調で売上高が前期実績を上回るほか、営業費用は幹線輸送の効率化などコストコントロールすることで前期を下回る見込み。写真は都内で2017年2月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 31日 ロイター] – ヤマトホールディングスは31日、2021年3月期の連結営業利益について、前年同期比43.2%増の640億円(前年447億円)との見通しを発表した。EC事業が好調で売上高が前期実績を上回るほか、営業費用は幹線輸送の効率化などコストコントロールすることで前期を下回る見込みで、その結果、営業利益は前期実績を192億円上回ると予想している。

リフィニティブがまとめたアナリスト12人の営業利益予想の平均は669億円。

同社は、新型コロナウイルスの影響が不透明として通期予想は未定としていた。売上高は同0.5%増の1兆6380億円、経常利益は同55.1%増の630億円、純利益は同47.8%増の330億円を見込む。

2020年4─6月期の営業利益は99億円(前年61億円の赤字)、売上高は前年比2.7%増の3920億円だった。