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週刊スーパーマーケットニュース 地域との強いつながり感じる、ヤマザワの「フェイスシールド」受贈

一週間のスーパーマーケットのニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。ヤマザワが高校から「フェイスシールド」を受贈した。コロナウイルス禍で奮闘する医療従事者へのマスクなどの衛生商品、食品などの無償提供、寄付などはよく耳にするが、スーパーマーケット側が贈られた事例は多くはないだろう。顔見知りの範囲にとどまらず、受贈にまで至ったことに、地域と店舗の深くて強いつながりを感じる(6月19日〜25日のニュースをまとめました)。

ヤマザワは山形県と宮城県で65店舗(2019年2月現在)を展開

ヨーク
「首都圏食品戦略」1号店をオープン

 ヨーク(旧社名:ヨークマート)はイトーヨーカドー食品館新宿富久店を改装し、新たなスーパーマーケット「ヨークフーズ新宿富久店」を6月17日にオープンした。セブン&アイグループが成長戦略の要と位置付ける「首都圏食品戦略」の取り組みの一環として、屋号を「ヨークフーズ」に変更し、運営の仕組みや商品、売場レイアウトも同時に刷新した初の店舗となる。
 自営ベーカリー「Bonheur(ボヌール)」、洋風商品を拡充した総菜売場、セルフレジを入口近くに配置し、買い回りの効率をアップ。また、生鮮品と加工食品を中心に品揃えの幅を広げ、普段使いにも便利な店舗を目指した。生鮮品は「上質」、「量目」、「安全・安心」を軸に、地域のニーズを売場に反映。「時短」、「簡単」、「本格的」をキーワードに開発したオリジナルのミールキットを品揃えし、商圏特性を踏まえ、アジアを中心とした、ひと手間加えるだけで本格的な料理に仕上がる簡便調味料も強化した。

カスミ
無人店舗の実証事業がスタート

 カスミは6月24日より、モバイル決済の無人店舗「オフィススマートショップ」を「つくばスタートアップパーク」(茨城県つくば市吾妻)内に設置し、無人店舗の可能性やモバイルアプリによる買物体験などを検証する実証事業を始めた。つくば市では、新たな事業分野の開拓と革新的な技術開発を支援し、産業の創出を図るため、カスミに「「つくばスタートアップパーク」を実証実験の場として提供。製品、サービスの実用化を推進する。「オフィススマートショップ」の実験店舗である「オフィスマつくばスタパ店」は、軽食やスナックのほか、文房具など約100品目を取り扱う。(つくば市/PR TIMES)

道北アークス
「スーパーアークス豊岡3条店」オープン

 東北アークスは6月20日、北海道旭川市にスーパーアークス豊岡3条店オープン。旭川市で4店舗目のスーパーアークス業態の店舗となる。地元JAあさひかわの農産物直売所をコーナー化して設置したほか、店舗内の100円ショップ「Watts」も同時オープンした。買い求めやすい価格で商品を提供できるよう、品質管理が徹底した総合物流センター「DaMC(ダマック)」をフル活用する。

マックスバリュ九州
エクスプレス大名店オープン

 マックスバリュ九州はエクスプレス大名店を7月23日にオープンする。年中無休で営業。「野菜・果物は旬の食材を欲しい分量だけ」、「新鮮な魚を求めやすい価格で」、「安全安心にこだわった肉を買いやすい分量で」を目指した。総菜は、選ぶ楽しさと出来立てのおいしさを追求していく。

成城石井
中国エリアに初出店

 成城石井は6月29日、国内で最西端の店舗となる「さんすて岡山店」をオープンする。中国エリア拡大のスタート地点となる同店は、リニューアルされた岡山駅構内の商業施設「さんすて岡山南館」への出店となった。売場面積は約55坪。

マミーマート
初の国連難民支援キャンペーン実施

 グループコンセプト「Enjoy Life」の考え方に基づき、難民生活を余儀なくされている人々の保護、援助、教育支援を行う国連UNHCR協会の活動姿勢に共感し、PRキャンペーン活動の会場として、所沢山口店のスペースの一部を無償で提供する。7月10日から16日のあいだ、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動紹介と継続的な支援プログラム「国連難民サポーター」の案内を初めて試みる。

オークワ
関西電力送配電と協定締結

 6月19日、関西電力送配電(和歌山市、以下・関西送配電)と「災害時における相互支援に関する協定」を締結した。大規模災害発生時、オークワは関西送配電に対して支援物資の提供、復旧拠点設営用のスペースを貸与する。関西送配電は、自治体の要請に基づき、オークワが設置した一時避難場所などへ、状況に応じて電力を供給する。

ヤマザワ
高校から「フェイスシールド」を受贈

 ヤマザワは6月15日、山形県立工業高等学校から、感染病防止の「フェイスシールド(山工フェイスシールド)」を200セット受贈した。アテンダント(接客係)が感染防止のために活用する。この山工フェイスシールドは、山形県立工業高等学校機械科3年課題研究班の生徒が山形県立産業技術短期大学校デジタルエンジニアリング科と連携し射出成型による量産型フェイスシールドを製作したもの。3Dプリンターでも製作でき、3Dデータも同校hp内で公開されている。

フレッセイ
群馬の酒蔵と共同企画

 フレッセイは「負けないぞ」を合言葉に、地域を代表する酒蔵と特別に仕立てた日本酒を販売する。9つの酒蔵と協力して39ラベルを、フレッセイオリジナルとして数量限定で販売。

マックスバリュ東海
じもの応援セール

 マックスバリュ東海は6月20日と21日の2日間、じもの応援セールを実施した。今回は、コロナウイルスの影響で需要が落ち込んでいる各県の「じもの」の消費機会の拡大を図り、生産者の応援と地域の活力を高めることを目的とした。静岡県では、富士養鱒漁協組合のプレミアムブランド紅鱒「紅富士(あかふじ)」や「あしたか牛」、三重県では「三重真鯛」、「鳥羽国際ホテルチーズケーキ」など、7県合計126酒類の商品を販売した。

U.S.M.Holdings
砂糖不使用の飲むヨーグルト

 プライベートブランド「etimeイータイム」から、6月19日より「北海道産生乳で作った砂糖不使用の飲むヨーグルト」(税抜138円)を発売した。北海道産生乳を100%使用し、生乳本来の自然な味わいが楽しめる、砂糖不使用タイプの飲むヨーグルト。マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東で販売する。

マルエツ
「夏越ごはん」を期間限定販売

 6月26日から30日まで、期間限定で「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせた行事食として、オリジナルの「夏越ごはん」を販売する。「夏越の祓」は古くから続く神事で、1年の前半の罪や穢れを祓い、残りの半年間の無病息災を願う。「夏越ごはん」は、もち麦入り十八穀ごはんの上に夏野菜の枝豆をはじめ、海老、たまねぎ、にんじん、紅生姜を合わせたかき揚げを盛り付けた。税込410円。

ライフコーポレーション
撥水性抜群のオリジナル雨傘、ほか

 ライフコーポレーションは「水をコロコロはじく東レキューダスの雨傘」を新発売した。東レが開発した耐久撥水性素材「キューダス」を使用した雨傘で、近畿圏111店舗、首都圏23店舗の衣料品売場で販売。紳士用、婦人用とも税抜1,990円。

 ライフコーポレーションはまた、「ライフプレミアム」の新商品として、「直火釜で焼き上げたコクと香りのカレーフレーク」(税抜298円、6皿分)を新発売。直火釜で焼き上げ、攪拌、火加減の調整など、すべて手作業で丁寧に製造した開発担当者自慢の一品。従業員の子どもたちに複数回試食してもらい、商品化した。