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H&M、3─5月売上高は前年比50%減少 回復ペースまちまち

H&M ニューヨーク、タイムズ・スクエアの店舗
6月15日、スウェーデンのファストファッション大手へネス・アンド・マウリッツ(H&M)、第2・四半期(3─5月)の純売上高が前年同期比50%減の287億スウェーデンクローナ(31億ドル)となったと明らかにした。写真はニューヨーク、タイムズ・スクエアの店舗。2019年11月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[ストックホルム 15日 ロイター] – スウェーデンのファストファッション大手へネス・アンド・マウリッツ(H&M)は15日、第2・四半期(3─5月)の純売上高が前年同期比50%減の287億スウェーデンクローナ(31億ドル)となったと明らかにした。

新型コロナウイルス感染拡大抑制策が業界に打撃を与え、H&Mも販売が大きく落ち込んだが、アナリストの予想平均(275億クローナ)は上回った。オンライン販売は、36%と大幅に増加した。

新型コロナにより、同社店舗の80%前後が閉鎖されていたが、4月下旬から徐々に再開。6月1─13日の売上高は自国通貨建てで30%減少した。

同社は、「売上高回復のペースは市場によって大きく異なる」と分析した。

3─5月期決算は6月26日に発表する予定。