[東京 26日 ロイター] – 西村康稔経済再生相は26日、日本経済の回復について「当面は内需主導で厳しい状況にある人をしっかり支援しながら回復を期待をしていきたい」と述べた。
25日に安倍晋三首相が緊急事態宣言の全面解除を決定したが、依然として世界的に新型コロナウイルスの終息にはめどがだっていない。世界経済の停滞を背景に海外需要の減少は避けられないが、「自動車をはじめとして、輸出が大幅に増えるような状況にはない」との見方を示した。
旅行や飲食業界向けの需要を喚起する「GO TOキャンペーン」についても言及し、観光やイベントについては今後段階を追って活性化をしていくと説明。「内需を中心に動き出していく」と強調した。