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週刊スーパーマーケットニュース “新生”フジが発足

フジは3月1日、フジ・リテイリング、マックスバリュ西日本(いずれも広島県)を吸収合併した。本社は愛媛県から広島県に移転する。今後は“新生”フジとして中国・四国・兵庫エリア10県で「フジ」「フジグラン」「マックスバリュ」「マルナカ」「ザ・ビッグ」などの店舗を展開していく。(2月23~29日のニュースをまとめました)

ヨークベニマル
茨城県と「包括連携協定」を締結

 ヨークベニマルは2月22日、茨城県とイトーヨーカ堂(同1店舗)と相互連携による地域活性化のため包括連携協定を締結した。連携事項は、①県産品の販路拡大および地産地消に関すること②子育て支援および青少年育成に関すること③健康増進に関すること④高齢者および障害者支援に関すること⑤地域や暮らしの安全・安心に関すること⑥災害対策に関すること⑦環境の保全に関すること⑧その他、地域社会の活性化および県民サービスの向上に関すること。なお、セブン-イレブン・ジャパンは2008年4月に茨城県との包括連携協定を締結している。

ベイシア
ベトナムで加工したホタテを販売

 ベイシアは4月3日からフーディソン(東京都)がベトナムで殻むき加工した北海道産ホタテを販売する。フーディソンが運営する生鮮品ECサイト「魚ポチ」や「sakana bacca(サカナバッカ)」で開催する「ホタテ応援フェア」を、ベイシア116店舗でも実施するかたちだ。中国による日本産水産物禁輸で大幅に増えた殻つきホタテの在庫圧縮と、人手不足による国内加工作業の遅れを取り戻すための取り組み。

U.S.M.H
「ignicaストア」のマーケットプレイス店舗20社に拡大

 U.S.M.Hは2月26日、インターネットショッピングモール「ignicaストア」において発芽玄米飲料を販売する「SOLARISO(ソラリ―ゾ)」をオープンした。これにより、マーケットプレイスのへの出店は20店舗となった。

ベルク
ベルクがビジネスプランコンテストを実施

 ベルクは食品スーパーマーケットにおけるDXをより加速させるため、昨年10月12日から「Belc BusinessPlan Contest」を実施し、「スーパーマーケットにおけるDXでの改善提案」をテーマに、企業や個人、学生など、年齢・地域を問わずビジネスプランを幅広く募集してきた。2月26日に表彰式が行われ、AYUMI BIONICS(東京都)の田脇裕太氏が提案した「心身機能測定AIを活用した健康経営と人材活用のDX」が大賞を受賞。賞金1000万円が贈られた。AIによる心身機能測定システムを活用し、中高年従業員が長く活躍するための健康経営や、人材活用をDX化した点が評価された。

東武ストア
3月から「これ得!値下げ宣言」を実施

 東武ストアは3月1日から全店で、食料品・生活用品を対象に値下げする「これ得!値下げ宣言」を実施する。これまでの「緊急値下げ宣言!」を継続した企画で、対象商品は220品。最大40%値下げする。また、一部の21店舗については、精肉と日配商品の対象商品を値下げする「新 値下げ宣言」も実施する。値下げ率は最大30%。精肉については大パックも展開し、お買い得感を顧客に訴求していく。

東急ストア
ANAのスピード輸送で朝〆鮮魚を販売

 東急ストアは2月23~24日、全日本空輸(東京都:以下、ANA)と連携し、ANAの航空機によりスピード輸送された長崎県の朝〆鮮魚の当日店頭販売を4店舗で行った。ANAスタッフによる商品説明なども実施。今後もANAのスピード輸送を活用した取り組みを進めていく考えだ。

ライフコーポレーション
東京本社を移転

 ライフコーポレーションは2月26日から東京本社を品川シーサイドに移転し、業務を開始した。働き方の効率性や生産性の向上などを目的としたもの。


北摂エリアにビオラルを初出店

 3月23日には北大阪急行電鉄「箕面萱野」駅に隣接する商業施設「みのおキューズモール STATION1棟」内に、「ビオラルみのおキューズモール店」(大阪府箕面市)をオープンする。近畿圏では、「ビオラル靭店」、「ビオラルエキマルシェ大阪店」(いずれも大阪府大阪市)に続く出店だ。「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティ」のコンセプトに沿った、地元商品を含めた100種類以上の新商品を導入する。

さとう
「フレッシュバザール枚方藤阪駅前店」をオープン

 さとうは2月22日、「フレッシュバザール枚方藤阪駅前店」(大阪府枚方市)をオープンする。生鮮食品から日用品まで日常生活に欠かせない商品を、EDLP(エブリデー・ロープライス)をコンセプトにして取り揃えた。

リテールパートナーズ
5社共同でフェムテック事業に参入

 リテールパートナーズは2月22日、MOT総合研空所(山口県)、サンルイ・インターナッショナル(東京都)、日本アクセス(東京都)、西日本新聞社(福岡県)と共同で、新会社自然ぐすりを設立。フェムテック・フィトテラピー事業を立ち上げ、女性向けセルフケア商品の開発と販売を行っていく。女性のライフステージにおけるさまざまな課題を解決するヘルスケア商品やサービス、自然治癒力を高め不調を改善させるフィトテラピーが今後、急速に拡大することを見込んで参入した。