メニュー

週刊スーパーマーケットニュース コープさっぽろが一部電力を自前化

生活協同組合コープさっぽろ(以下コープさっぽろ)は9月15日、自己託送制度を活用して、北海道の太陽光発電所で発電した電力を全店舗に供給していくことを発表した。昨今、ウクライナ情勢に端を発した電力価格高騰で電気代が大幅に上昇している。そうした状況下で同組合は、発電の原料となる化石燃料のほぼ全量を海外からの輸入に頼り続けることはリスクが高いと判断した。そこで、道内の太陽光発電所(最大約200カ所)をコープさっぽろが独自に所有。発電したCO2フリーのクリーンエネルギーを、全店舗に対して安定的に供給する自己託送型の太陽光発電を導入することにした。これにより、店舗事業で使用する電力量の約14%を自前化する予定だ。(9月15~21日のニュースをまとめました)

写真はコープさっぽろやまはな店

アークス
<道南ラルズ>最大店舗を改装オープン

 アークスは9月22日、「ポールスターショッピングセンター」の核店舗として営業している「アーパーアークス港町店」(北海道函館市)を改装オープンする。同社が運営する店舗のなかでは最大の売場面積を有する店舗で、「港町・函館を代表する店になる」ことをめざす。新しく導入したコーナーは「さかなやの寿司」や「さかなやの惣菜」など。また、冷凍食品コーナーでは縦型のガラス扉付き冷凍ケース(リーチインケース)を導入した。

京成ストア
“脱炭素かぼちゃ”を販売

 京成ストアは9月15日から開催している「北海道フェア」の一環として、「リブレ京成 八千代台ユアエルム店」(千葉県八千代市)で「脱炭素かぼちゃ」を販売。「脱炭素かぼちゃ」は、農産物の生産・販売会社のH.Eファーム(北海道)が耕地放棄地を再生し、バイオディーゼル燃料を使用して栽培したかぼちゃだ。農地には農作業への負担に配慮した垂直型太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを供給している。

全国農業協同組合連合会
「第10回 料理レシピ本大賞」の料理部門で準大賞

 JA全農が監修した「JA全農広報部さんにきいた世界一おいしい野菜の食べ方」(KADOKAWA刊)が9月12日、「第10回 料理レシピ本大賞」の料理部門で準大賞を受賞した。本書は、JA全農の公式X(旧Twitter)アカウント「全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)」で紹介したレシピや食材の豆知識を詳しく解説し、便利な調理テクニックや保存の知恵も紹介。また、野菜、果物、きのこを60種類以上、すぐに試せる簡単なレシピも掲載している。

マルエツ
「出前館」を利用した配達サービスも開始

 マルエツは9月15日、デリバリーサービス「出前館」を利用した店舗商品の配達サービスを開始することを発表した。都内の「オレンジコート店」(東京都新宿区)と「中野若宮店」(東京都中野区)の2店舗で利用することができ、店舗商品約2300品目を取り扱っていく。
 
 マルエツはこれまでも「オンラインデリバリー(ネットスーパー)」をはじめ、「Uber Eats」や「Yahoo!マートby ASKUL」などオンラインを活用した配達サービスを提供してきた。

原信
「燕店」を移転オープン

 原信は9月30日に「原信燕店」(新潟県燕市)を移転オープンする。「無印良品」や「マツモトキヨシ」などで構成されるショッピングセンターへの出店だ。同店ではおいしさを第一に捉えながら社会課題解決に取り組むエシカル商品を提供する「Hana-well(ハナウェル)」や、「365×3サラダライフ」、「魚菜屋」、「てっぱん屋」、「ミートデリ」、「にいがた和牛」、「燕鮮魚丸」、「ピザ&カフェ」などを、店舗の特色として打ち出していく。

ダイエー
「イオンフードスタイル松原店」をオープン

 ダイエーは9月21日「イオンタウン松原」の核店舗として「イオンフードスタイル松原店」(大阪府松原市)をオープンする。店舗の特徴は①「鮮度」にこだわり抜いた「お買い得」な生鮮、②毎日「お得」で豊富な「品揃え」、③フローズン・加工食品を種類豊かに地域一番の品揃え、④店内加工の冷凍食品を本格導入、⑤デジタルを活用し、お得で便利な買物体験を提供、などだ。

エブリイ
来夏に「円山店」を出店

 エブリイは2024年夏に、岡山県岡山市中区へ「エブリイ円山店(仮称)」を出店することを発表した。岡山市へは、「大福店」「岡南築港店」「津高店」「大安寺店」に続く出店で5店舗目となる。

来冬「業務スーパー庄原店」を出店

 2024年冬には、広島県庄原市へ「業務スーパー庄原店(仮称)」を出店することを発表した。庄原市への出店は初めて。「業務スーパー」の商品を豊富に提供することで、利便性向上をめざしていく。また、同店敷地内に「集荷場」を開設し、近隣の生産者が持ち込んだ農産物を集め、「エブリイ」各店舗へ配送。地産地消コーナーの「地縁マルシェ」で販売する。庄原集荷場開設を契機に、今後は遠方の生産者の農産物も各店で販売できるよう、集荷場事業の強化を図っていく。