前年のディスカウントストア(DS)は、巣ごもり消費の反動減の影響などにより、多くの企業が減収となったが、2023年の売上高ランキングでは、アフターコロナに入り人流が活発化し、景気に回復の兆しが見え始めたことから、増収に転じた企業が目立っている。
最大手ドン・キホーテ(東京都)の2022年6月期の売上高は、対前期比3.7%増の6904億円だった。22年6月期はプライベートブランド(PB)「情熱価格」初となるTVCMの放映やSNSの発信を強化したほか、雑誌やTVなどへのメディア露出も増えた。こうした取り組みによるPBの認知度向上が、売上増に寄与した。
2位はトライアルカンパニー(福岡県)
・・・この記事は有料会員向けです。続きをご覧の方はこちらのリンクからログインの上閲覧ください。