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景況感1年後「悪くなる」増加、DIは約11年ぶり低水準=日銀調査

都内スーパーの様子
10月11日、日銀が発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」(第79回)によると、1年後の景況感が「悪くなる」と予想する人が増え、「良くなる」から「悪くなる」を引いた先行きの景況感DIはマイナス41.7と景気後退期だった2008年12月調査(マイナス47.9)以来の低水準となった。写真は都内で2014年8月撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 11日 ロイター] – 日銀が11日に発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」(第79回)によると、1年後の景況感が「悪くなる」と予想する人が増え、「良くなる」から「悪くなる」を引いた先行きの景況感DIはマイナス41.7と景気後退期だった2008年12月調査(マイナス47.9)以来の低水準となった。

現在の景況感DIもマイナス26.0に落ち込み、2016年6月調査(マイナス27.3)以来の低水準となった。

物価予想については、1年後の物価が「上がる」と予想する人は79.8%となり、前回6月調査の80.5%から小幅に低下した。数値予想は平均値が4.5%上昇(6月調査は4.6%上昇)、中央値は3.0%上昇(同3.0%上昇)だった。

5年後については「上がる」が85.9%となり、6月調査の83.4%から上昇した。「かなり上がる」は28.7%から25.8%に減少したものの、「少し上がる」が54.7%から60.1%に上昇したことが影響した。毎年の変化率予想は平均値が4.0%上昇(6月調査は4.2%上昇)、中央値が2.0%上昇(同2.0%上昇)だった。

日銀は2%の物価安定目標の実現には家計や企業のインフレ期待の高まりが重要と位置づけており、同アンケートは家計のインフレ期待の動向を把握する指標のひとつとなっている。