![トランプ大統領と握手する日本の杉山晋輔駐米大使。](http://diamond-rm.net/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-08T002949Z_1_LYNXMPEF9701R_RTROPTP_4_USA-TRADE-JAPAN-1024x682.jpg)
[ワシントン 7日 ロイター] – 日米両政府は7日、米ホワイトハウスで貿易協定に正式署名した。新たな協定では米国産牛肉や豚肉などの関税が、日本を含む11カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)の水準まで段階的に引き下げられる。
米通商代表部(USTR)当局者によると、アーモンドやブルーベリーなど年間約13億ドルの食品・農産品の関税が直ちに撤廃される。
これに加え、牛肉や豚肉、鶏肉、ワイン、チーズなど30億ドル相当の製品の関税がTPP水準に段階的に引き下げられるという。
また協定では、米国産小麦について、関税を課さない輸入枠を6年間で15万トンまで引き上げるほか、日本が輸入する際に徴収している差益(マークアップ)を45%削減し、TPPと同条件とする。