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週刊スーパーマーケットニュース 全農が「戦略的旗艦店舗」をオープン

全国農業協同組合連合会は、「国産農畜産物の販売力強化」に向けて、農産物直売所一体型の「ファーマーズ型店舗」の出店を進めていくことを宣言した。10月末にオープンした「JAファーマーズ高崎棟高」を、今後の新規出店におけるモデル店舗とし、「地産地消」の商品政策のもと、地元生産者や加工業者の販路拡大及び所得向上を図り、地域経済の活性化に貢献する戦略的旗艦店舗として位置付けた。全農ならではの組織力と商品調達力を併せ持った、店舗での新しい取り組みとなるだけに、注目が集まる(10月28日~11月3日のニュースをまとめました)。

写真はJAファーマーズ たじまんま和田山店(兵庫県朝来市)

ヤマザワ
「よねや南店」を開店

 ヤマザワの子会社であるよねや商事は11月10日、秋田県横手市に「よねや南店」を開店する。今回の出店によって、グループ全体の店舗数は、よねや8店舗、ヤマザワ59店舗の計67店舗となった。

 新店では「わかりやすい売場づくり」を行う。また、地元産・地元加工商品を豊富に取り揃え、簡単・便利・保存性の高い商品の品揃えを充実させた。

JA全農
<Aコープ東日本>「JAファーマーズ高崎棟高」を開店

 全国農業協同組合連合会は10月28日、群馬県高崎市に今後の新規出店のモデル店舗となる「JAファーマーズ高崎棟高」を出店した。農産物直売所とスーパーマーケット(Aコープ)が一体となった新しいタイプの店舗で、Aコープ東日本管内では12店舗目、全Aコープでは41店舗目となる。グループの商品調達力を活かし、“地域一番”の国産農畜産物を品揃えした。

ヤオコー
フードドライブとフードパントリーを実施

 ヤオコーは、10月1日から31日まで、埼玉県川越地区の14店舗とサポートセンターで、フードドライブを実施する。

 11月3日には「川越西口店」でフードパントリーを開催。フードドライブで集められた食料品や雑貨のほか、川越西口店の地元農家から寄贈された野菜、フードパントリー活動をするグループ「川越子ども応援パントリー」から寄贈された食料品などを子どものいる生活困難な家庭に配布する。

セブン&アイ・ホールディングス
「CoC認証」水産物の販売を開始

 セブン&アイ・ホールディングスは、10月27日、自然環境に配慮した認証水産物の流通管理に関する規格「CoC認証」を取得したと発表。「セブンプレミアム フレッシュ」など、店内で加工する刺身や切り身を認証商品として販売できるようになった。

 第1弾は、10月28日から販売を開始した「生アトランティックサーモン」。グループ傘下の食品スーパー・ヨーク、イトーヨーカドー、ヨークベニマルで販売する。「CoC認証」は、国際的な非営利団体の海洋管理協議会(MSC)と水産養殖管理協議会(ASC)が認証する規格で、製造・加工・流通のすべての過程において、非認証水産物と混ざらずに適切に管理されていることを認証する制度。

いなげや
日本盲導犬協会へ寄付

 いなげやは10月31日、2022年上期分(4月~9月)の店頭募金に、同社からの拠出を加えた376万円を、日本盲導犬協会へ寄付した。この募金活動は2003年から始められており、寄付金はこれまで盲導犬の育成や普及活動に役立てられている。

オーケー
「下瀬谷店」をオープン

 オーケーは12月6日、横浜市瀬谷区に「下瀬谷店」をオープンする。売場面積は409坪で、8時30分から21時30分(当面は21時)まで営業を行う。

原信
「Uber Eats」の宅配サービスを開始

 原信は、11月1日から「南万代店」(新潟県新潟市)で、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats」を利用した宅配サービスを開始した。新潟県内では、Uber Eatsへのスーパーマーケットの登録は初めてだという。取り扱いカテゴリーは生鮮食品、加工食品、飲料、酒、住居品など約500品目で、順次拡大する予定。

ベイシア
「三好店」をリニューアル

 ベイシアは、10月28日に愛知県みよし市の「三好店」をリニューアルオープンした。今回の改装で店内設備の更新やレイアウトを見直したほか、セルフレジの台数を増やした。

 売場では、鮮魚部門に各店舗で好評の魚総菜を新たに導入。総菜部門では「名古屋めし」をコーナー化した。また、フローズン部門ではリニューアル前の約2倍の冷凍食品を取り扱う。お好み焼きやたこ焼きなどのスナック類、甘味系スナック類についても、品揃えを3倍以上に拡大した。

アルビス
名古屋市北区に来夏出店

 アルビスは、来年夏に、中部地区(愛知県・岐阜県)で3号店となる店舗を出店することを発表した。出店予定地は名古屋市北区。高層マンションや商業施設のある人口密集地への出店で、「金田公園」に隣接する。

ヤマナカ
「大府店」をリニューアル

 ヤマナカは11月3日に、愛知県大府市の「大府フランテ館」を「ヤマナカ大府店」として店舗フォーマットを変更し、リニューアルオープンした。

 リニューアル後は、生鮮売場を拡大して提供するほか、フランテ店舗で取り扱う上質な商品、ファミリー世帯向けの大容量商品や時短商材、冷凍食品などの品揃えを充実させ、積極的にアピールしていく。

ダイエー
「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」をオープン

 ダイエーは11月2日、兵庫県尼崎市に「イオンフードスタイル ソコラ塚口店」をオープンした。10月から3カ月連続で京阪神地区にオープンする新店の第2弾となる店舗で、「塚口さんさんタウン」3番館の建替え跡地に建設された商業施設「SoCoLA塚口」の核テナントとしての出店だ。

 「鮮度」「出来立て」「豊富な品揃え」にこだわった商品、Z世代を中心に人気が高まっているアジアンコスメを充実させた。 

さとう
「フレッシュバザール三木吉川店」をオープン

 さとうは、10月27日に、「フレッシュバザール三木吉川店」(兵庫県三木市)をオープンした。スーパーマーケット業態としては70店舗目。生鮮食品から日用品まで、日常生活に欠かせない必需品を、エブリディ・ロープライスのコンセプトで提供していく。